レース記録

Day6

2013.6.02

本日のルート

今日から6日間のキャンプ生活の始まりです
隊列を組み、国会議事堂前広場までノンストップで走り、吹奏楽団の演奏と市長からの挨拶を受けました  モンゴルに入りましたので、日の丸を掲げたとたん日本人が数名来、中にはジャイカの人もいて彼らの声援を受けながら出発
そこまではルンルン気分だったが、砂漠地帯に入ったとたん悪戦苦闘続きになる

Sugiyama

現在ネット環境のない場所にいるため、12日目のロシアに入国次第更新します。(スタジオKC)

ロシアのオムスクから記録します。

ウランバートル出発の日,国会議事堂前の広場で市長が来賓として出席してラリーの歓迎式典が行われた。市街を出ると,ブルガンまでの道のりは穴ぼこだらけで,車ががたがたと悲鳴を上げる。周囲の景色はステップ(草原地帯)で,至る所で牛や馬、羊,ヤギの放牧が見られる。南の砂漠地帯とは異なるモンゴルの顔だ。これがブルガンまで350km続く。夕方ブルガンに到着、気温10度。

ラリーでは走行困難な場所,例えば砂利道、岩が飛び出ている場所、砂地,柔らかい砂地で,その中に窪みや穴、溝等があるところを、早いスピードで走り,そのタイムを競うわけだが、出場している車にはクラシックカーではなく,中古車と言った方が良いような車が多数あり、わがベントレーはかなり苦戦した。特に,大きな溝に前輪がはまってしまいどうにも動けなくなって,レスキュー隊の到着を待たざるを得ないはめになった。

キャンプ地についてようやく食事をすることができたが,食事は欧米系の味付けで結構美味しい。食堂で事務局のスタッフがギターを囲んで何曲も歌を歌っていた。主にビートルズの曲でさすがイギリスだと思った。食事のときの一本のビールは最高で,値段は4ドルまたは6000トグルク。
ガソリンは1リットル1400トグルク(約1ドル)で,道路沿いのガソリンスタンドで給油することができる。ただ、これから奥地に入っていくとスタンドがないので,タンクローリーが来て給油することになる。

Chikushi

前輪が溝にはまってしまった。咄嗟のときにはなかなか写真を撮れないものだが,このときはレスキュー隊がくるまで時間があったので,気を取り直してシャッターを押す。

  • 使用している小川キャンパル(テント)のパラディオ 56
    2人で組み立てる事は出来ない

    勝手に宣伝しておきます

  • 吹奏楽団と二胡の演奏を受ける

  • 議事堂広場の出発式
    後方のガラス張り建物は、一時傾いたそうです。
    ジャイカの人曰く、建築基準法が相当いい加減との事
    現在はホテル等が入居

  • タンクローリーより給油を受ける
    料金は前払いしてある

  • このような道を走る。避けようがない

  • 羊飼の群れが道を塞ぐ
    他に、ヤギ・馬・牛などもいる

  • 遊牧民がよって来た
    馬の鼻息が荒いので、少々緊張した
    その姿を見て、遊牧民は微笑んでいた

  • 3番が例によって、飄々とゴールして来た
    奥さんが綺麗なので、いつも写真を撮るようにしている

  • 給油の順番待ち

  • ホテルスギヤマにも朝が来た
    テントの中は、寝室と居間の2部屋に分かれている
    正面が寝室

  • 出発準備

  • これも給油の順番待ち

Moive

Peking to Paris Motor Challenge 2013 #94 Sugiyama&Chikushi


杉山・筑紫チームのユーラシア大陸横断記
本日の動画はございません。次の動画は「9日目」です。

Bulgan  ブルガン (モンゴル・ブルガン県)

通貨トゥグルグ
1トゥグルグ=0.05円(2024年11月8日現在)
緯度北緯48.8°(パリと同じくらいの緯度)
経度東経103.5°

<ブルガン(ボルガン)>

北をロシアと国境を接するブルガン県の県都。
ウランバートルから330kmの西北西に位置しています。この県の特徴は南部は乾燥した草原地帯であるのに対し北部は森林も多い緑豊かなことです。50000ヘクタールの広範囲にわたり小麦や野菜などの農作物が栽培され、モンゴルの農業の心臓部と云われています。歴史的には石器時代の名残を感じさせるウィグル国の都市バイバリクやツォグトの王子の住居などの遺跡があります。ブルガン県は多数の歴史的な場所があるためモンゴル人の巡礼の地として知られています。


http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Rashaant_sum_Bulgan_province_Mongolia.JPG
引用:wikimedia commons  http://commons.wikimedia.org/

<ブルガン県の見どころ>

県都ブルガンの周辺にはいくつか歴史的な記念碑が残っています。
南方20㎞、オルホンの東側にトナカイや他の動物が彫刻されているため鹿石と呼ばれる石碑が7基立っていてそれは新石器時代の墓のあった所だと考えられています。また北方25㎞の所にはトルコ人の墓碑が残っています。
○ウラン山とトゴー山
ブルガンの真西60㎞に死火山のウラン山とトゴー山があります。現在ここは1600ヘクタールのウラン・トーゴ・トゥルガ山岳自然保護区に指定されています。フブスグルへの中継休息地としてこの辺りの美しさは有名で、多くのキャンプ場があります。


http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bulgan_mosque_Bayan-%C3%96lgii_province_Mongolia.JPG
引用:wikimedia commons  http://commons.wikimedia.org/

明日のルート