Day12
2013.06.08
本日のルート
2日かけてアルタイ山脈を越え、本日ロシアに入国。
高度2000~2500メートルのところを中心に走行し、山脈を越えた。
出発当初、高度計は持って行く予定ではなかったが、壮行会で高度計をいただき、これが大変役立っている。
ロシアの入国手続きには、4時間かかった。
リタイアしたチームも、ロシアまでトッラクで運ばれ再スタートすることになる。
ロシアに入国すると、砂漠から景色が一変し、緑が多くなる。夏場なので、キャンプに来ている人多く見かけた。
本日は休暇村のようなホテルに宿泊。
車のあちこちから音がするため、ノボシビルスク到着後のRest Dayは、車の修理をすることになる。
現在ネット環境のない場所にいるため、杉山からの衛星電話の情報をもとに、代筆しております。明日以降更新します。(スタジオKC)
テント生活も終了のため、簡易テーブル、椅子、寝袋、食料品や冬服を捨てたため、だいぶ軽くなった
今日1日の大半は出入国で時間を取られる
久し振りのホテル
バスタブも無い、たいしたホテルではないが、テント暮らしを考えれば良いか
早速シャワーを3回浴びてようやく汚れが取れる
ロシアに入ったのだから、ネット環境は大丈夫と思ったが、有線ランが無いのでブログは断念
Sugiyama
現在ネット環境のない場所にいるため、明日以降更新します。(スタジオKC)
今日はモンゴルからロシアに行く日。国境の通過には時間がかかるのでその近くでキャンプをしたわけだが,標高2200mで夜は寒かった。朝6時でマイナス7度。当然氷が張り、テントの中も人が発する水分がテントに付着してパウダーのようにサラサラと取れる。ただテントの中ではしっかり身支度をしていれば割合快適に寝ることが出来,またテントに入れば,狭いながらも楽しい我が家で,一人の時間を好きなように過ごすことが出来る。高い場所なので呼吸がときどき苦しくなり疲れたような感じになる。また,車のエンジンが空気の薄さと寒さのために掛かりにくくなり,至る所でスターターが空回りする音が聞かれた。
7時半にキャンプ地を出発。8時にモンゴル側の国境に到着。そこから延々と待たされ,12時半にようやくモンゴルを出国。次いでロシア側の国境に移動。午後1時半から3時半まで手続きが掛かった。何をそんなにチェックするのか? それぞれの側に三カ所くらいの関所があり、パスポートをチェックし,車検証を調べ,ロシア側では麻薬犬まで動員して車のトランクを調べ,そしてまたパスポートをチェックするという念の入れようだ。
3時半にようやく国境を通過して,さてそれから593kmを走って宿泊地まで行かなければならない。これがラリーだ。6時間半かけて標高2200mから200mまで一気にかけ下り、夜の10時に到着したときはもう疲れきっていたが,ビールを飲んで夕食をとってやっと生き返った感じになった。
しかしロシアに入って、2000mの高原を走るときの景色はすばらしかった。
ロシア・アルタイ山脈が眼前に180度のパノラマで横たわり,山の峰々には巨大な雪の固まりがキラキラと輝き、右手は立山連峰,左手はスイスアルプスを思わせる雄大な広がりだった。
(6月9日、ノボシビルスクにて記す)
Chikushi
アルタイ山脈。スイス・モンブランを思わせる威容。
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モンゴルの走りをパスした、カナダ人夫婦
運搬料30万円也 -
ロシア・アルタイの全景。180度のパノラマ。この山々がだんだん近づいてくる。
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ロシアの第1検問所。この建物の中でパスポートのチェックが行われており,若い審査官が100台の車とこの建物の間を往復している。人力による作業。
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モンゴルの検問所の前で92番の車の調子がおかしくなる。五十嵐さんがすかさず手助けして事なきを得た。アメリカ人の参加者が感謝感謝。
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検問所の長い列をバックに記念写真
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今や格好など気にしない
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検問所近くの住人親子
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検問所 とにかく汚い
日本からの経済援助は行き届いていないようだ
経済援助をしているのに、なぜ日本円を両替しないのだ -
この女性は学校の先生兼両替商
1台ずつ回っていた -
綺麗な先生がいる小学校
ちなみにトイレは水洗ではない -
手前の白い壁はトイレ
トイレの件が多くてすいません -
ロシアから国境を越えてモンゴルに入った地点にある標識。モンゴルへようこそと書いてあるのだろうか。
Moive
Peking to Paris Motor Challenge 2013 #94 Sugiyama&Chikushi
杉山・筑紫チームのユーラシア大陸横断記
本日の動画はございません。次の動画は「16日目」です。