レース記録

Day31

2013.06.27

本日のルート

現在フランス時間9時
車の状況
ホテルで紹介された整備工場は、ガスケットの上に乗せる部品の一部が変形しているので、ガスケットを交換してもダメだと言う。変形している部分は、水の通り道であるので,多少の変形は問題ないと言ったが相手にされなかった。
今朝五十嵐社長から、車の状況確認電話があったので、その件を報告したところ、全く私の判断と
同じだった。2番目の整備工場に何とか組み立てをさせれば問題ないと言っているので、今朝今一度念を押しするつもりである. と言っても念を押す言葉ができないのだ・・
そこに現れたが女性のホワイトナイト(ジャジャジャジャーン)、加藤先生のコーデネイターである細田マリ子女史
細田様はレース関係のコーデネイターをしており、今回は加藤先生を日本からサポートしている。
幸い彼女がパリに入っていたため、整備工場との折衝をお願いした、その結果整備工場とのコミニケーションが取れるようになった。
先ほど細田様から連絡があり、整備工場は「金曜日までに直す」よう頑張るとのことだった
何とか、シャンゼリーゼからバンドームまで自走したいものだ
(時々、なんでこんな事をしているのだろうと思うときがある)

こんな中、昨日仕事の件で良いメールが来た、フランスの天気のように晴ればれれしたので
近くのアウトレットで、ブランドジーンズを2本買った(裾を直してくれないので、いくら足の長い私でも履けない、日本で直すしかない)
O/Hさんありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。
これから日本チームから依頼されている日の丸を買いに行く

今日午後からの話
先ずは日の丸の旗を買いにショッピンウセンターに出向く、あいにく1枚しか買えなかった
昼食後修理工場に出向く、この工場は社長と従業員1名の小さなルノー指定工場だ
行ってみると、約90%が組み立てられていた。
ベントレーを扱った事がない工場にしてはやけに早いなと思っていたら、パソコンから取り出した取説を見ながら組み立てていたようだ
社長が色々とフランス語で喋りかけてくるので、細田さんに電話で中に入って貰い意思の疎通をはかった。 その結果、車は明日の10時に取りにこいとの事だったので、タクシーを待つ間、希望を持ちながら車内清掃をしていたところ、社長がエンジンを掛けたので、ビックリ仰天と同時に大感激
おそらく社長は、我々が安心するようにとエンジンを掛けたのだと思う
これでバンドームまで自走が出来ると思う(多少の事は気にしないで、突走るのみである)
それにしても、細田さん助けて頂きありがとうございます。

レースの四方山話
スイスからジャガーで参加しているカップルが入る
彼は投資会社の社長で、ナビゲターは美人の女性である
彼女は、彼の事を「パパ」と呼んでいるが、誰が見ても親子ではない
夫婦にも見えない、いったいなんなんだ💢
それはそれとして彼らの凄い事は、メンテナンスチームを帯同させているため、余裕しゃくしゃくで
2人ともいつも素晴らしい格好をしている(俺だってパンツを33枚持ってきている・・)
我々が穴に落ち立ちた際は、彼らが牽引してくれたが、ベントレーが重くて引き上げる事が出来なかった。 

ゼッケン4番 1926年のベントレーで参加のイギリス人は、ベントレー本社からクラシック部門の担当者を専用ジェットで呼び寄せ、ほとんど新品同様に直して快調にレースを楽しんでいる

レース期間中どの車も程度の差こそあれ、みんな問題を抱えているので
彼らはホテルに着くなり、つなぎに着替え修理を始めるプロたちである
この手のレースに出るには、自らが修理が出来るか、又はプロを連れて行くかが、必要である事を痛感した次第である。
加藤先生や北見さんを見習わねば・・

Sugiyama

ブルル,ブルル、ブルーンブルーン、ブルルルルルルルーンという音を,我々は,タクシーを呼ぶために来ていた事務室で聞いた。思わず二人でこれはエンジン音かと言って,すぐに工場の方に行った。するとベントレーがうなり声を上げている。久し振りに聞くベントレーの力強い音だ!

感激のあまり工場主と握手しようとすると,彼は右手首を差し出してきた。手のひらは油で汚れているので,手首を握ってくれというジェスチャーだ。この記念すべき瞬間をぜひ写真に残したいと思って彼にポーズをとってもらった。

このエンジン音が掛かる前までは、今日はこのガレージ,メニエン・ウイリアムでとりあえず現状を確認して,明日また10時に来るということにしていたのだが,彼はエンジンが間違いなく掛かることを今日中に教えようと思って、エンジンを掛けたのに違いない。我々を安心させるために・・・

彼は金曜日には何とかしたいとしか約束していないので,今日何かする必要はないのだが,技術屋さんは自分の時間を確保して,実際はその前に試運転まで済ませてしまうことが多いので,明日もまた我々が行く頃には準備万端整っているのではないだろうか。今、大きな危機を乗り越えようとしている。

ここまで物事が進んで来たことについては,細田さんの力が大きい。
我々がいくら身振り手振りで話をしても、工場主がどこまで理解したのかさっぱり分からなかったが,細田さんからフランス語できちんと話をしてもらうことで,工場主も我々の意図を理解することが出来たし,我々も安心して待つことが出来た。

また,今日も工場で、リアルタイムで細田さんに我々と工場主との間をつないでもらい、エンジン始動までの作業をスムーズに行うことが出来た。

夜8時,ホテルに推薦してもらったレストランでゆっくり食事をする。トロアはシャンパーニュの中心地なのでシャンペンが美味しい。昨日は自棄酒(?)だったが,今日は勝利(一歩手前)の美酒(?!)だ。
明日は10時に工場に行って車を引き取り,最終日のパリ入場に備える。

Chikushi

エンジンが掛かった時、我々が事務所から飛び出して行って感激の握手をした後の彼のポーズ。彼も得意満面だ。

  • 今日来たときはこんな状態で80%かた重要な部分は出来上がっていた。だが、まだ本当に動くかどうかは分からない。

  • ここはルノー車の指定工場。個人経営らしい質素な作り。でも事務所の中はルノー一色。

  • 我々が工場に来たときは社長は出かけていて,二人で明日の撤収の準備を始める。

  • 部品を新たに購入してきて,再び作業に取りかかる工場主。若い工員を指導しながら真剣に取り組む。

  • 車の構造に慣れていないので,杉山が指導する。しかし,一度習えばすぐに理解する。機械の仕事はそういうものか。

  • 車を実際に動かしてまず間違いないと確信した工場主。だんだん余裕の表情になってくる。それを見て我々もほっとする。

  • ホテルに推薦してもらったレストランで久し振りにくつろぐ二人。シャンパンが美味しい。
    テーブルの上は少々寂しいが、この後料理が出て来ている(念のため)

  • レストラン・ミナルデイーズの看板。背景の古い町並みも素晴らしい。

  • レストランの中庭で。暑い夏の日の夕方は,ここは素晴らしい憩いの場だろう。

Moive

#94 Peking to Paris Motor Challenge 2013 Sugiyama&Chikushi


杉山・筑紫チームのユーラシア大陸横断記
24日目~31日目「修理・復活編」です。
次の動画は「33日目」となります。

Gstaad グシュタード 

通貨スイス・フラン
1スイス・フラン=115.45円(2017年10月20日現在)
緯度北緯46.5°(オデッサと同じくらいの緯度)
経度東経7.3°
ビッグマック指数スイスでビッグマックは約750円(東京では通常320円)

<グシュタード>

南西部のスイスのベルン州のドイツ語圏のエリアにある村です。 標高1050mの高さにあり、世界で最も高級かつ高価なスキーリゾートとして知られています。各国の王侯貴族、財界人、映画スターなど各界のセレブが集まる 有名な山岳リゾートで、美しい自然に囲まれた素朴な山村ですが、ホテルはすべて3ツ星以上。丘の上にそびえる古城のような5ツ星ホテルや、高級ブティックが 並ぶエレガントな雰囲気も兼ね備えています。
長期滞在客が多く、スポーツ施設が整っているので、贅沢な時間が過ごせます。
この町は、日本でも有名なユングフラウヨッホやアイガーを抱えるグリンデルワルト村と同じベルナーオーバーランド地方に属し、町自体はなだらかですが、その標高は1050m。その1050mというのは、偶然にもグリンデルワルト村と全く同じ標高でもあります。
爽やかな高原の気候の中で有名なテニストーナメント「アリアンツ・スイスオープン・グシュタード Allianz Suisse Open Gstaad 」が開催されるテニスの里でもあります。レマン湖地方、ベルナーオーバーラント地方のアルプスに近く、 氷河、河川、峡谷、湖など、大自然の中で楽しむハイキングやラフティングなどのアクティビティが人気です。


http://commons.wikimedia.org/wiki/File:GstaadPromenade.jpg
引用:wikimedia commons  http://commons.wikimedia.org/

<グシュタード・パレス>

たくさんある高級ホテルのなかでも、一段と目立つのが、小高い丘の頂に聳え立ち、町のどこからでも見える、町のシンボルのようなホテル「グシュタード・パレス」です。
ホテルのオープンは1913年。外観は昔の城のような様子を残していますが、館内は2002年以来、大がかりなリニューアルが繰り返され、洗煉された豪華な造りになりました。スィートルームを含む全104室からの眺望は、いずれの方向の客室からも絶景であり、遮るもののない中で、遠くのアルプス連峰から近くの牧場まで、スイスらしい情景が一望できます。
レストランはメインダイニングを始め、グリルレストラン、イタリアン、スイスならではの郷土料理、フォンデュやラクレットなどチーズ料理の山小屋風レストランもあります。他にも、10室のトリートメントルームが設置された充実のスパがある1000㎡のウエルネスセンター、室内プール、テニスコート、スカッシュコート、ゴルフ場なども揃っています。


http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Gstaad.jpg
引用:wikimedia commons  http://commons.wikimedia.org/

明日のルート