レース記録

Day5

2013.06.01

今日は休みのため、ベンツデーラー社に修理のお願いに行く
既に20台以上がジャッキアップされていたが、間もなくジャッキアップ、下から見たところ、ブレーキ装置が車体から分離され、且つ曲がっている事が判明。
エンジン下プロテクターが、先日のアクシデントの原因で、めちゃくちゃになっており、又、ガスケットが完全に折れていたので、ブレーキはベンツ社が、プロテクターは株ガレージ五十嵐の五十嵐社長が直し、ガスケットとについてはベンツ社指定の工場で溶接を施す。
本レースには、日本から4組が出場しておりますので、砂漠地帯を過ぎメールが出来る状態になりましたら全員をご紹介する予定。
いよいよ明日から6日間の砂漠レース、この砂漠が関ヶ原と言われております。
車の状態はよくないが、だましだまし使つて通り抜けるつもり。

Sugiyama

第5日目、6月1日、快晴,気温は17−8度でさわやかな一日。今日は休養日なので,5時半に起床,荷物の作り替えや洗濯をする。車のダメージがひどいので9時半にベンツの修理工場に行き,リフトアップして詳細に点検。その後溶接の工場に行き,結局午後5時まで修理に時間がかかった。修理の帰りも大渋滞で,今や大きな社会問題になっている感じがする。モンゴルの人たちは人懐っこく、また、よく日本語で話しかけられる。ほっとする瞬間だ。
今日はモンゴルではこどもの日で祝日。我々にとって厳しいのはアルコールを飲んではいけないということ。しかし酒が入ると疲れが出ていろいろな作業ができないので,強制的に飲めないというのはありがたいことでもある。今晩も各チームは明日からの準備に余念がない。
明日は8時半頃から市の広場でセレモニーがあり、その後順番にスタートする。いよいよ6日間の野宿生活の始まりだ。

Chikushi

車をリフトアップ
整理整頓されている工場

  • ブレーキ伝導機が曲がり、伝導装置が車体から分離していることが分かった。
    車体下に取り付けた、プロテクターが
    曲がりくねっていた

  • 古傷があったガスケットが真っ二つ
    暴走族の車のような、爆音だった
    彼は主催者のメカ、太っちょだけど起用だった

  • ガスケットの2カ所が破損
    メカの顔色を伺いながら、修理を見守る

  • 太っちょの指示で、ガスケットの溶接が始まる

  • モンゴル人も昼食なしで頑張ってくれた
    溶接した後も破損したため、針金で縛る
    アナログ時代の車だけに通じる手法

  • パートナーは相当疲れている
    修理中の間、ちょっと一寝入り

  • 明日からのレースに、帯同してバックアップっしてくれる車
    この車は、世界各地のレースをバックアップしているそうです

  • エンジンルームは埃だらけ

  • ウランバートル近郊

  • ウランバートル周辺の山
    残雪ではなく万年雪とのこと

  • 一路ウランバートルへ
    ウランバートルは山に囲まれている

  • ウランバートル周辺道路は比較的に
    良い道だった

Moive

Peking to Paris Motor Challenge 2013 #94 Sugiyama&Chikushi


杉山・筑紫チームのユーラシア大陸横断記
本日の動画はございません。次の動画は「9日目」です。

Ulaan Baatar ウランバートル(モンゴル・トゥブ県)

通貨トゥグルグ
1トゥグルグ=0.04円(2024年4月26日現在)
緯度北緯47.9°(ミュンヘンと同じくらいの緯度)
経度東経106.9°
年間日照時間2794時間(東京は1881時間)
年間降水量216mm(東京は1529mm)

<ガンダン寺>

ガンデン・テンツェリン寺(通称 ガンダン寺)はモンゴルのウランバートルにある仏教の寺院です。1727年に雍正帝によって創建。ジェブツンダンパ八世は病気で盲目となってしまったため、観世音菩薩(モンゴル語名 メグジド・ジャナライサク)を治癒祈願として建立しました。しかし、これは1938年にソ連に持ち去られました。
1930年にチョイバルサンが政権を握った後、1938年に閉鎖され、その後チョイバルサンはスターリンの指示の下で、約1000人の僧侶を「粛清」しました。しかし、1944年から復興が始まり、社会主義政権の監視の下に1990年までにほぼ復興しました。現在の座主はジェブツンダンパ九世。今ではモンゴル仏教界の最高学府となっています。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Gandantegchinlen_Khiid_Monastery.JPG
引用元:wikipedia   http://ja.wikipedia.org/

<スフバートル広場>

ウランバートルの町の中心にあり、中国の支配下にあったモンゴルが1921年に初めてモンゴルの独立を宣言した歴史的な場所です。
ダムディン・スフバートルの像は彼が1921年に中国からの独立を宣言してから25周年を記念して、彫刻家チョインボルが造ったものです。彼の像にはその独立宣言時の発言が刻まれています。
広場は現在集会や式典、コンサートに使用されており、周囲には政府宮殿、モンゴル国立オペラ劇場、ウランバートル中央郵便局、モンゴル証券取引所などが並んでいます。これらの建造物は抑留をされた旧日本軍兵士の捕虜たちによって作られたものが多いです。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Square_Ulan_Bator_(Mongolia).jpg
引用元:wikipedia   http://ja.wikipedia.org/

<ボグドハーン宮殿博物館>

ボグドハーン博物館は1911~1921年にモンゴルの 政治と宗教両方を支配していた最後の皇帝ジャブザンダムバの宮殿として建設されました。
館内には皇帝の生活用品や、世界諸国から献納された動物の剥製、チベット仏教の曼茶羅、仏像などが展示されています。


http://en.wikipedia.org/wiki/File:Winter_Palace_Bogd_Khan_149185394_bfcc8db25b_b.jpg
引用元:wikipedia   http://en.wikipedia.org/

明日のルート