Day10
2013.06.06
本日のルート
本日のルートは距離は短いが、最も過酷なルート。リタイアする参加者も増え、参加100台中27台がリタイアとなっている。リタイアしても、30万円ほど支払えばロシアまで運んでもらえ、そこから復帰できるが、順位等は出なくなる。
砂漠の砂は非常に細かいパウダー状で、あらゆるところから入り込んでくる。風も強くさまざまな方向から吹き付けてくるので、テントも飛ばされそうになる。
キャンプ地は、標高1300メートルほどの地点で気温は2度。
明日はアルタイ山脈越えのルートだが、出発直前まで走行ルートを教えてもらえないため、下調べができない点が不安である。
現在ネット環境のない場所にいるため、杉山からの衛星電話の情報をもとに、代筆しております。12日目のロシアに入国次第更新します。(スタジオKC)
今回のレースに女性参加者が多いようです
男性群は、ヒゲは生え放題埃まぎれの服(国に帰れば葉巻をくわえている立派な紳士だろう・・)
それに比べ女性軍は、香水などを付けこ綺麗にしているのが目につく
カップルの内容は、夫婦、その他(関係不明・・)
Sugiyama
現在ネット環境のない場所にいるため、12日目のロシアに入国次第更新します。(スタジオKC)
エカテリンブルグから追記します。
ヒャルガス湖畔、午前7時、天気は快晴,気温7−8度。微風が心地よい。ラリーのスタート直後、湖を遠くから見ると神秘的でシーンと静まり返った感じだった。道中は赤茶けた山々とかすかに緑の大地でそれ以外は何もない世界だった。
今日のラリーコースは,岩、石、小石、砂、ソフトサンド,地形的には山登り、溝越えと,何でもありだった。このうち,急角度の山登りでは多くの参加者が途中まで行って上りきれずに迂回する中で,我がベントレーは力強く一気に上り切った。エンジンの強さを感じ,車への信頼が増した。
ラリーの参加者の中で出発時刻が近い参加者は,お互いのビヘイビアがだんだん分かるようになり,抜きつ抜かれつしているうちに親しくなる。88番のオランダチーム(我々は94番)は慎重派で,がたがた道では時速20km。ところがスピードを出せるようになるとベンツなので,あっという間に走り去ってしまう。また84番はイギリスの会社会長と弁護士のチームだが,徹底した亀さんチームだ。しかしこれもベンツなので高速運転になると地力を発揮する。朝に彼らと声を掛け合い、よし行くぞと気持ちを引き締め,夕に一日の健闘と反省を語り合うのは,ラリーの一つの醍醐味だ。
コースが分からなくなったとき,特に村のなかに入っていくつも曲がり角や道があるときは、他のチームの動きを見てそれを追いかけるのが効率的な場合がある。ただしそのチームが信頼出来るかどうかが問題で,普段の会話から徐々に信頼出来る車の番号が分かってくるのも面白い発見だ。
コースの途中でウランゴムの町を通ったが,こぎれいな町だった。女性がおしゃれで,子供たちの表情が明るく,周囲の赤茶けた大地の中でそこだけ緑だった。近くに湖があり,この水が町を潤しているのだろうが,モンゴル西部の砂漠地帯の中にこういう町が忽然と現れるとは信じがたい感じがした。
今日は早めにキャンプ地に到着することが出来、モンゴル西北端のウウレク湖の清冽な美しさに魅せられた。
Chikushi
砂漠でも水がある所では樹木も多くなる
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湖畔のキャンプ地
ここ数日同じような景色 -
キャンプ内で、有一の社交場
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ビュフェスタイルのテントレストラン
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危険が一杯の草原
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ここを走る勇気有りますか?
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筑紫先生はひょうきん族になってしまった。
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何の変哲もない写真
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キャンプ場へひたすら走る
前を行くのが北見チーム -
同じような景色
どこをとっても同じなんです
すいません -
アルタイ山脈
スイマセン -
キャンプ場に入る直前
動物の糞があるわけだ -
ラクダ
噛みつくので望遠で写す
Moive
Peking to Paris Motor Challenge 2013 #94 Sugiyama&Chikushi
杉山・筑紫チームのユーラシア大陸横断記
本日の動画はございません。次の動画は「11日目」です。