Day32
2013.06.28
本日のルート
今日は予定通り、10時に車を受け取りに行く
既に車は出来上がっており、お願いしていないワイパーまで、工夫して取り付けられていた
社長の誘導でホテルまで帰って来て、一番のポジションに駐車する
車の準備は出来た、タキシードはプレスに出した、後は髭の手入れだけ
近くの美容院で可愛いお嬢さんに、髭の手入れをジェスチャーで頼むと、バリカンを見せて来たので
慌てて×を出す。ジェスチャーが通じない(中国と違う)彼女は全部刈るつもりだったのだろなー
何とか挟みを見せて揃えてもらった。 値段は5ユーロー(600円)
現在午後4時過ぎ、後1時間もすれば本隊が続々到着してくるだろうから、日本チームを出迎える予定
今朝18番のチーム(1930年台のフード アンタチャブルの時代)とホテルのロビーで出会う、
彼らはシャフトが折れたので、トラックに載せ1晩中走り続けて来たと言っていた
その後彼にあったら、真っ赤なバラを一杯抱いて部屋に入って行った、恐らく傷心している奥さんを慰めるためだろ いつも思うのは参加者の外人には余裕があることだ(お金の差か・・)
Sugiyama
約束の10時に修理工場に行くと,昨日と同じ場所にベントレーが置いてある。
さて,どうなることかとタクシーを降りると,工場主がニコニコと出て来た。さあ乗ってくれとジェスチャーで示す。エンジンを掛けると一発でOK。
ワイパーを指差して,つなぎ目の部分を見てくれと言う。つなぎの部品が無かった為にワイパーが使えなかったのを、彼が工夫して付けてくれたのだ。こういう町工場だと純正部品が無くても代用品で動かしてくれる。二日間の修理代金700ユーロを払って,ホテルまで送ってもらう。
駐車場でナビゲーションのセットをし,明日の最終集合場所フォッホ・アヴェニュに隣接する,エトワール凱旋門を取り込む。後は車が無事に走ってくれることを祈るだけだ。
余談だが,トロアがシャンペンの町ということについて,実は近くの町ランスもシャンペンの町として知られている。そこがどういう関係になるのかフロントで聞いてみた。答えは,どちらの町もシャンパーニュ地方の町でシャンペンの町と自称している,ランスには大手の醸造所があり,トロアには中小の醸造所が多い、ということだった。スイスとベルギーのチョコレートの本家争いみたいなものか。
午後4時にラリー事務局の受付カウンターが設置された。担当はニッキー・バニスター。いつも笑顔で参加メンバーの質問や要求に応えてくれる。我々の車の調子がおかしくなってから,この1週間くらい、彼女には本当にお世話になった。
昨日、万が一の場合のトラックの手配を頼んでいたが,修理が上手く行ったのでその必要がなくなったと彼女に連絡したら,それは良かった,明日はパリだねと,一緒に喜んでくれた。彼女と一緒に記念撮影。写真で赤い丸の標識を二人で持っているが,これは、ここがタイムチェックの場所だと示すもの。ラリー中は,このマークを見てスタートし,このマークを見てやっと着いたと思ったものだ。
Chikushi
駐車場にて、昨日買った日の丸をセット
この姿で日本を走れば、右翼に間違えられる
明日は凱旋門の手前で集合し、その後隊列を作ってシャンゼリーゼ通り、コンコルド広場を経てバンドームに入る
息子(出来の悪い・・)よ、あれがパリの灯だ(リンドバークを引用)と言ってみたいが 古いかなー・・
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なんか似合っていますね。ニッキーと。
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彼女には大変お世話になりました。
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ラリー日本人会。ブラチスラバ以来,3日ぶりの再会。これも我々がいなかったため。
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9時からの夕食。みんなよく食べます。全員元気で明日を迎える。
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トロワのホテル
こんな立派なホテルでも、バスタブが無い -
修理工場からの帰り途中
Moive
Peking to Paris Motor Challenge 2013 #94 Sugiyama&Chikushi
杉山・筑紫チームのユーラシア大陸横断記
本日の動画はございません。次の動画は「33日目」です。